カウンセラーはカウンセリングの中で神経痛の痛みのつらさや、それを抱えているためにどこにも行けなかったこと、いつ襲ってくるかもしれない痛みに対しての不安などを根気よく聞いてくれました。
「もう死にたいって思ったことが何度もあるんです」
「それは辛かったですね。その足がそんなに痛むのですか?」
「こんな足なんか切って捨ててしまいたいって思いました」
「でも、その足はあなたの一部なんですよ」
「でも憎い!でも憎い!こんな足なんかなくなってしまえ!」
私は自分の右足を叩いていました。
しまいには涙が出てきて止まらないようになり、ワンワン泣きながら力いっぱい右足を叩きました。
この足が悪い!この足が私を苦しめる!まともに歩くこともできない上に私をただ痛めつけるだけの足なんか切り落として捨ててしまいたい!
その時、カウンセラーが私に意味不明なことを言ったのです。
「長谷川さん、もしそんなにひどい痛みをあなた自身が望んでいたとしたらどうしてだと思います か?」
「そんなことは絶対にないです。 あるはずがない!」
「あなた自身も気付いていないかもしれませんが、その痛みに目的がある
としたら....」
「私はあなたの言っていることがよくわかりません!」
私は怒りをカウンセラーにぶつけました。
この人も私のことを分かってくれない!私自身が自分の足を痛めつけてるだなんて、そんなことあるはずがない!
「長谷川さん、もっと以前、子供の頃に大きな病気やケガをしたことはありませんか?」
「子供の頃は小児ぜんそくにかかっていましたけど....」
「小児ぜんそくですか。どんな時に発作が起きたか覚えていますか?」
「あまり覚えていません。小児ぜんそくと神経痛は関係あるんですか?」
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