長谷川泰三 車椅子 命のカウンセリング 心理カウンセラー


天国からの贈り物 1ページ目


かなり前の話しですがある方の紹介で旦那さんをガンで亡くされた方のカウンセリングをおこなう事になりました。

紹介をしていただいた方に「その方は一体どんな状況なのでしょうか?」と聞くと、30代の女性で小学生の息子さんと幼稚園の娘さんの三人で支えあいながら暮らしているという事でした。

実際に会ってみると相談者は少し疲れた感じがある女性でした。

私は相手の気分をほぐす為に自己紹介をしながらお子さんの学校の事や職場での事を気軽な雰囲気の中でお聞きしました。


「女手一つでお子さん二人を育てていくのは大変じゃないですか?」

「はい、でも仕事が忙しくてつい子供をほったらかしにしてしまうのです」


彼女は近くにあるスーパーで仕事をしているという事でした。

子供二人を養っていくためには残業もしなくてはならず朝早くから夜遅くまで家を開ける事も多いのだということです。


「主人が残してくれた生命保険のお金が2000万円程あるのですが...」


でも、そのお金は主人が命と引き換えに残したお金だから使う事が出来ないんだという事でした。

だから頑張って生活を切り詰めて、残業をして...


「なるほど、その状態では思うように子供達の面倒は見れませんね。それは辛いですか?」

「はい、子供達も一生懸命頑張ってやっているのが解るのです」


辛いのは彼女だけではなく息子さんや娘さんも同じでした。

お父さんがいないのだから我慢しなくちゃ...

甘えちゃいけない...

お母さんに迷惑をかけちゃいけないんだ... 

子供達は父親がいないという問題を抱えるだけではなく母親もいなくなってしまいます。

なぜならば夫を亡くした母親は経済的な理由や夫がいないぶん頑張らなければならないと思い、 母親が父親の代わりになろうとするので結局は父親も母親も両方いなくなってしまったように感じるのです。


「そうですか、貴方と同じようにお子さん達も頑張ったんですね」

「はい... 」

「なぜ、お子さん達があんなに頑張ったかは解りますか?」

「たぶん... 父親がいないからでしょうか?」

「ええ、そうですね。そして彼等にとってもう一つ大切だった事があるんですよ」

「なっ何ですか?」

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・5月上旬あさ出版より「命のカウンセリング」を出版します。
・5/17(月)22時~生ネットラジオを放送します。

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